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“JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2011”では、日本の2大レースが行われます。
その一つ“SUPER GT”とはどんなレースなのでしょうか? このページでは大人気のSUPER GTについてご紹介します。
| 第1戦 | 岡山国際サーキット | 5/21-22 |
| 第2戦 | 富士スピードウェイ | 4/30-5/1 |
| 第3戦 | セパンサーキット | 6/18-19 |
| 第4戦 | スポーツランドSUGO | 7/30-31 |
| 第5戦 | 鈴鹿サーキット | 8/20-21 |
| 第6戦 | 富士スピードウェイ | 9/10-11 |
| 第7戦 | オートポリス | 10/1-2 |
| 第8戦 | ツインリンクもてぎ | 10/15-16 |
憧れの高性能車が多数参戦
パワーの違う2クラスが混走

GT(グランド・ツーリング)カーと呼ばれるメーカーが誇る市販高性能車をベースに、さらに高性能化し、レース専用に改造した車両で行われるレース競技です。つまり、“スーパー(最も強力な)”な“GT”カーによるレースと言うわけです。
SUPER GTには約500馬力のGT500クラス、約300馬力のGT300クラスの2つのクラスがあり、基本的にはこの2クラスが一緒にレースを行います。ただし、順位、選手権はそれぞれのクラスごとになります。また、レース距離は250kmから1000kmと長めで、2人のドライバーが1組となってレース中に必ずピットインを行い、交代して走ります。
特徴的なのは車種の豊富さです。国産のみならず、欧州やアメリカの車両もあり、誰もが憧れる“スーパーカー”と呼ばれる高級スポーツカーも。そして、これ1台といわれるカスタムメイドの車両まで参戦しています。GT500クラスには3メーカー、3車種、15台が参戦。GT300クラスには13メーカー17車種、24台(2011シーズン参加の総計)と、本当にバラエティ豊かです。
これらの車両は車種毎に戦闘力を調整され、クルマだけの性能競争ではなく、ドライバーやチーム力を含めた、総合力でレースの結果がもたらされるようになっています。また、レース結果によってウェイトハンデが搭載されるなど、強者に厳しいレースとなってます。
このため、毎戦のように均衡した激しいレースが展開され、各チームが勝利のためにチーム体制や作戦にも工夫をする。2クラスの混走ゆえ、常に抜きつ抜かれつが起こり、観客にも緊張感を呼ぶ。勝つのが難しいだけにドライバーたちの喜怒哀楽も激しいと非常に見どころの多いレースとなります。これが、日本のレースで最も多い観客を動員する大きな理由でしょう。
1994年に全日本選手権としてスタート
日本のレースとしては初の海外開催も

SUPER GTの前身は、1994年にスタートした全日本GT選手権(JGTC)です。高性能な一般乗車をベースにしたレーシングカーで行うレースの最高峰として、当初から大きな人気を得ていました。初年度の開幕戦(富士スピードウェイ)には、日産スカイラインを筆頭に18チームが参戦。同年途中からはトヨタ・スープラも登場。97年からはHonda NSXが本格参戦するようになり、トヨタ、Honda、日産という日本の三大メーカーが出揃いました。
2000年には初の海外特別戦をマレーシアで開催。02年からはシリーズ戦に組み込まれるようになりました。日本のレース・シリーズとしてはもちろん初、プロ競技が海外で開催されること自体が珍しいだけに当時は大いに話題になりました。
2005年には全日本選手権から国際シリーズへと改められ、シリーズ名称も“SUPER GT”となりました。
多様な車種が参加できる巧みな規定
ウェイトハンデなど独特のルールも
ドライバー2人のコンビも大事
チームの総合力でタイトルを目指す

SUPER GTに参加するチームの最終目標は年間王者(シリーズチャンピオン)というタイトルです。各レースで優勝から10位まで順位に応じて与えられるポイントを積算して、最も多い者がタイトルを手にします。
ただし、ウェイトハンデ制というものがあり、ポイントが増えれば重量も増え、勝ち続けることは難しくなります。一方、最終的な決着をつける最終戦はノーハンデで行われる(規定上ならない車両もあり)など、勝ち負けをさらに難しくするルールもあります。
また、ドライバーは車両1台に2名(長距離は3名も可)がペアとなって乗ります。1人でレース距離の3分の2以上を走ってはいけないルールなので、フォーミュラカーのような1人だけが速く走らせるクルマ造りはできません。また、ドライバーか交代するため、レース中に1度はピットインします。この際には給油やタイヤ交換も行われ、その際のメカニックの作業スピードも競技タイムに含まれます。
つまり、王座に就くためには、2人のドライバー、チームを指揮する監督、重さやコースにあわせてクルマを調整するエンジニア、クルマを整備するメカニックなど、全員の総力を結集しなければならないのです。
SUPER GTの競技ルールは、モータースポーツのおもしろさをすべて詰め込んでいるのです。
エンジンパワーは約500馬力!
メーカーやベース車の個性が光る

GT500クラスは、エンジンの最高出力が約500馬力になるよう調整されています。今シーズン、このクラスに参戦している車両はHonda HSV-010 GT、レクサスSC430、日産GT-Rの3車種です。
ベース車両はありますから、外見はそれぞれ異なっています。しかし、エンジンの形式はV型8気筒に、排気量も全車同じ3.4リッターに統一されています。このエンジンを車両の前部に搭載して後輪を駆動する、いわゆるFRとなっています。また、車両重量や車体のサイズも統一され、走行風の力で接地力を高める装置(エアロパーツ)の位置や大きさ、さらにはタイヤのサイズやブレーキについても規定があります。パワーステアリングは装備されていますが、ABS(ブレーキの自動ロック防止機能)やトラクションコントロール(駆動力の自動調整機能)などドライバーを支援する装置は禁じられています。
このように同じ条件下で改造が施されているので、各車種の競争力は極めて近いものとなっています。しかし、ベース車の素性や改造するメーカーの個性などから、優れた性能が違うといった差も出ます。
約300馬力ながらバラエティ豊かな車種
スーパーカー対決も楽しみのひとつ

GT300クラスの最高出力は約300馬力。GT500クラスとはタイヤのサイズなども異なります。参戦車種はトヨタ、レクサス、日産、マツダ、富士重工などの日本車はもちろん、フェラーリ、ポルシェ、ランボルギーニ、BMW、アストンマーティン、シボレー(GM)といった海外のスポーツカー、さらには少量生産のカスタムカーまでバラエティに富んでいます。
GT500クラス車両とは違い、エンジンは形式も排気量も車種ごとに異なり、搭載位置もバラバラ。なかには、4ドアセダンのエンジンを前部から中央部に積み替えたミッドシップ車もあります。これほどバラエティ豊かなクルマを、できるだけ同じような速さで走らせるために、最低重量やリストリクターの大きさはそれぞれの車種ごとに決められています。
スーパーカー同士による真剣勝負に、国産車が割り込むなど、そういったクルマ好きならたまらない楽しみ方ができるのが、GT300クラスなのです。
GT500クラス |
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|---|---|---|
R35 / VRH34B 3,396cc V8 NA |
H010 / HR10EG 3,397cc V8 NA |
UZZ40 / RV8KG 3,399cc V8 NA |
GT300クラス |
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E89 / P65B44 4,360cc V8 NA |
F142GT / F142GT2 4,497cc V8 NA |
997 / M97/79 3,996cc Flat6 NA 997 / M97/81 3,996cc Flat6 NA 996 / M96/77 3,598cc Flat6 NA |
BM9 / EJ20 1,994cc Flat4 Single-Turbo |
GSE21 / RV8J 3,399cc V8 NA |
NZE141 / 2GR-FSE 3,456cc V6 |
V8 VANTAGE / V8 4,475cc V8 NA |
MC/RT-16 / 1UZ-FE(TOYOTA) 4,400cc V8 NA |
ZHWGE / 07L1 4,961cc V10 NA |
Garaiya / VQ35DE(NISSAN) 3,497cc V6 NA |
F430 / F136GT 3,996.5cc V8 NA |
RD320R / M97/77(PORSCHE) 3,598cc Flat6 NA |
RD350R / ZK348(ZYTEK) 3,995cc V8 NA |
MT900M / XV(JUDD) 3,475cc V8 NA |
Z06R GT3 / LS7 7,048cc V8 NA |
| 上段: メーカー・車種名 下段: 車両型式/エンジン型式 排気量 エンジン形式 過給器(NA:自然吸気) |
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